ある出来事から思うこと
先日の日曜日3戦目が行われ、我がチームは2勝目を挙げることができました。忙しい中集まってくれた若者たちのおかげで、サポーターの皆さんにもいい試合をお届けできたと思います。
毎回、参加してくれる選手の募集には苦心するのですが、今回あった出来事から感じたことよしなし事を、そこはかとなく書きつくります。
事件前夜
毎回週末に向けて、参加できる選手を募っていくのですが、募集の瞬間に参加を表明してくれる選手、スカイロケッツの試合が始まる前に春日井で別のチームの試合を終えダッシュで駆けつけると言ってくれる選手、大学野球が忙しい中、スカイロケッツを勝たせるために参加してくれる選手など、感謝感謝の選手に支えられて試合ができています。そんな中、試合前日に「参加できることになったけどまだ間に合いますか?」と問い合わせをしてくれた選手がいました。僕は安易に「ぜひお願いしますと」返事した後、いろいろ段取りをしたものの、やはりお断りせざるを得なくなってしまい「ごめんね」と伝えました。快く応じてくれてたものの、せっかく協力してくれようとしたのを断ることはとっても気を病みます。ウジウジ自分に言い訳しながら仕方ないと言い聞かせ寝ました。(彼をA君とします)
事件当日
そして試合当日、集合時間にある情報が入ります。試合前のバタバタした時間に断片的にいろいろな情報が飛び込んできて、その時の僕が総合すると
・一人の選手が前日夜遅くまでお酒を飲んでいた(彼をB君とします)
・行けないと言っているみたい
・このままでは一人足りない
・後30分で試合が始まる
試合前の僕は、緊張しすぎて心ここにあらずを絵に描いたような状態のため、落ち着いて考える余裕もなく大慌てでA君に電話し、今から来れる?来て!と頼みました。これまた快く行きますと言ってくれて、ホッと胸を撫でおろしたところ、用事を済ませて帰ってくると、飲みすぎで来れないはずのB君が来ているではありませんか!
結果的にもう一度、A君にやっぱり来なくていい旨を連絡し、結局試合に出られないけど応援に来てくれる運びとなりました。
A君には、前日、来てと言ってからやっぱりごめんと言い、当日、やっぱり来て!しかも大至急!といい、やっぱい来なくていいと言い、最終的に応援に来てもらい、かつブルペンキャッチャーをしてもらうという結果になりました。
わずかな情報から作られる印象の怖さ
ここまで読んでいただくと、B君の印象は悪いものになるかと思います。
しかし、この話の真実は全く違うことをその日の夕方、全部の話を聞いていた娘から聞くことになったのです。
前日、B君が深夜までお酒を飲んでいたのは事実。別の選手の一人が彼に電話を掛けたが電話に出なかったというのも事実。しかし、本人が飲みすぎて行けないと言っているというのは僕の勘違い。実際電話に出なかったのは、試合に向けて素振りをしていたから、というのが真事実。最後の情報一つで、印象は180度変わります。行けないと本人が言ったのではなく、電話に出ないし来れないんじゃね?という情報を僕が間違って解釈したのであって、悪いのはお前じゃないか!という意見には耳をふさぎます。
SNSが普及した昨今、切り取った動画や情報によって、印象操作が行われ、誤解が渦巻き、炎上があちこちで起きています。SNSの普及によって事実の隠ぺいがしにくくなった変わりに、今、目の前にある情報が正しいのかを見極め鵜吞みにしないよう心掛ける必要があると感じた出来事でした。
講釈垂れてるけど、前の日からテンパっていたお前が、勝手にあたふたして事態を悪化させ、A君を振り回し、B君を誤解しただけだろうと聞こえてきそうなので筆を置きます。結局思ったことがタイトルです。