西尾Sky Rockets の永久欠番
我がチームにある選手がいます。
彼の背番号は8、ポジションはセンター、守備もバッティングも素晴らしい逸材です。
しかし彼がグランドに立つことはありません。それはSky Rocketsがうなぎ登りに目指す、空の向こうにいるからです。
若くして大好きな野球の夢を断たれた彼のご両親が、HOMEBASEプロジェクトに参加してくださることになり、背番号8のユニフォームを作ってくださいました。僕の中で、我がチームの初の所属選手は彼にしました。そしてユニフォームを作ってくださると聞いた時から、このユニフォームをグランドに立たせたいという思いがありました。ご両親の許可もなく勝手に思っていたのですが。
しかしこのユニフォームを着ていい人は限られており、室内練習場HomeBaseに飾らせてもらえないかな、と考えていました。
おやじプレイヤーズ
以前のブログで書いた「おやじプレイヤーズ」の発足に伴い、僕も出場しないと・・・いや出場したい！と思うようになり、練習を始めました。夜、暗闇でスイングをしながら、ふと頭をよぎったのが、片手しか使えない小太りおじさんである僕が試合に出ようとしているんだから、「彼のお父さんが背番号8をつけて、グランドに立ってもらえばいいんだ！」という案です。
早速、お父さんに選手登録を打診し、背番号8をグランドで見たいという、僕のわがままを伝えました。謙虚なお父さんは、控えめに「足を引っ張らないように、でも楽しみたいと思います」と返事をくださいました。
空からの声援
我がチームの初戦がいよいよ来週に迫りました。
背番号8のユニフォームがセンターに立つ姿、バッターボックスに立つ姿を見るのが楽しみです。
きっと、空の上から大きな声援があるので、初勝利をもたらしてくれること間違いなしです。
