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練習をやってみた

寺部グランドを予約しに行く

先日、市民大会初戦で敗れてしまったことで8月終わりまで試合がないという状況になり、チームで練習というものをしてみたい!と思い立ちました。
人生において、真剣な野球の練習ということをしたことがなく、息子と娘がやってきた野球を保護者として外から眺めているだけでしたので、汗まみれの練習というのにちょっとあこがれもありました。
以前ピッチャーの練習を自宅でしてみたものの、現実的ではなく、外野はなんとかできないだろうかと思ったのです。
外野は高度な技術とセンスが要求されることは重々承知しておりますm(--)m 素人のたわごとということで。
やろうと決めたものの、試合ではなく練習となった場合に参加してくれる選手はいるのだろうか?と不安な中、グランドを予約しに行く決意をしました。
以前予約カードは作ったことがあるのですが、記憶があいまいだったため、西尾市総合体育館に電話し「今週の日曜日に野球場を予約したい」と予約方法を確認すると、「ネットで仮予約して、予約カードを持って窓口に来てください」とアンニュイな雰囲気で言うお姉さんの対応を信じ、先ず、しばらく見ていない、どこにいるか消息不明の予約カードを汗まみれで捜索、資料の間に挟まっていたカード君に再会を果たし、夜自宅でパソコンを使い仮予約を試みるも「できないじゃん!」と独り言を言い、1時間ほどお姉さんのアンニュイな声と、どうせこんな感じの見た目だろうという架空のやる気のない茶髪の女性を勝手に想像し、そんなお姉さんの言葉を信用していない自分の心との葛藤を繰り返し、夜中12時ごろ「直接行くしかない!」と決意し、次の日行けるとしたら昼休憩しかないことを悟り、制限時間45分ほどの限られた昼休憩に完遂しなければいけない状況の中、西尾市総合体育館の駐車場からながーい階段を全力で駆け上がり、窓口でお姉さんに仮予約できなかったこと息も絶え絶えに伝えると、「直近の予約はネットではできないから窓口で言って」という説明をアンニュイな感じで聞かされ、ようやく寺部野球場を予約できました。
金髪ではなかったものの8割イメージ通りのお姉さんに別れを告げて、汗びしゃびしゃのまま午後からの仕事に向かう僕でした。

寺部グランドに到着

予約を取ったのが水曜日、そこからすぐにLINEのイベントで参加してくれるかを募り、10名近くの参加表明を頂き、無事練習を開催することができました。
応援&差し入れに駆けつけてくれたサポータの皆さんもいました。めちゃめちゃ感謝です。

キャッチボール、トスバッティング、守備練習など基礎的な練習を3時間ほど行い、僕も参加させてもらいました。
特に驚いたのはバッティング練習で、自分がバッターボックスに立ってみて、ピッチャーが投げる球に全くかすりもしない、という前に当たる気がしない、あんなこっちに向かって飛んでくるボールを、みんなどうやって当ててるんだ?というくらい見るのとやるのは大違いと学びました。今後野球中継を見ながら、偉そうに語るのをやめることを誓います。

夏の日差し(まだ梅雨か)、太陽が照り付けるグランド(灼熱地獄)、蝉の声(ゼロ)、白球を追いかける高校球児(生命の危機を感じた51歳)ということで、タッチのような爽やかな青春漫画のイメージではありませんでしたが、とっても楽しかったです。
仕事の合間に我がチームの専属カメラマンも駆けつけてくれて、若者の躍動感とおじさん達の疲労感あふれる写真を撮ってくれました。

8/31に次の試合がありますが、この厳しい練習の成果を発揮できれば勝利すること間違いなしです。