少子高齢化社会における50代
昨日、試合があったのですが、試合が組まれた発表が遅かったため、出欠席を取った当初は若者の参加が全くなく、おやじスターズに参加をお願いしてもまだ足りず、いよいよ僕も出場しないと棄権になってしまう!という状況からスタートしました。
現代日本における少子高齢化の波はこんなところにも押し寄せているのかと、第二次ベビーブームの僕たちは、常に教室がギュウギュウ詰めだったなーなどノスタルジーに浸りながら、平均年齢がぐんと上がり、1時間20分という試合時間を完遂できるかが危ぶまれる中、どうしようかと連日頭を悩ませていました。たぶん今なら「少子高齢化における現代日本と軟式野球」と言うタイトルの論文が書けます。
試合前日に室内練習場で自主練をしようと決意し、おやじスターズの皆さんにお声掛けし、何名か練習に参加してくれました。
野球の練習を何もしていない時点で、すでに肩、腰、膝などに故障を抱えている我々ですが、奥様方が放つまあまあ強めのノックを受けたり、夫婦でトスバッティングをして盛り上がったり、守備も打撃も準備万端で試合を迎えました。
グランドに立つキャプテン
結果的には、僕が懇願したのを聞いて急遽参加してくださった方がいたり、他の選手の参加を促してくれた子がいたり、大学野球が忙しいのに時間を割いてキャプテンが駆けつけてくれたりして、平均年齢が劇的に下がった状態で試合に挑めました。
応援もたくさんの方が駆けつけてくださり、結果的に試合にも勝つことができました。
基本的に我がチームは人柄のいい選手ばかりなのですが、キャプテンが初参加してくれた昨日は、彼のキャラクターによって、一段と楽しい雰囲気だったような気がします。
昨日の試合で、スポーツと言うのは力ある選手がいれば勝てるものではなく、チームの雰囲気が勝敗を左右するな!と、今さらながら感じました。
僕は、彼がキャプテンのチームでこの後ずっと野球がやりたいんだなあと思った、楽しい一日でした。ちなみに彼と僕は15年くらいの付き合いになりますが、30個上の僕に対し、1ミクロンの敬意もない男です。
楽しそうに野球する選手たち
小、中、高と野球をやってきた長男のチームメイトや後輩の方々が、Nishio Sky Rockets で試合をしている姿を見るのはとても楽しいです。しかも、現役時代の緊張感に溢れた姿や顔を見てきたので、今楽しそうに野球をする姿や楽しそうな若者の会話を聞いていると、とても楽しい気持ちになります。
野球する娘
小学校から高校まで軟式野球をしていた娘も我がチームの選手として参加してくれています。
直接言うと冷たくあしらわれるのでここで言いますが、娘が野球する姿はもう見れないと思っていたので、また、近くで見れるのが超楽しい。
直接言うと冷たくあしらわれるのでここで言いますが、昨日もいいピッチングをしたし、タイムリーも打ったので超嬉しい。
キャッチャー道具を拭きながら我思ふ
毎回試合があった日のルーティーンは、夜、ヘルメットやキャッチャー道具を拭くことですが、昨日もキャッチャー道具を拭きながらみんなが野球やってくれるからそれを見ることができて、楽しい思いができて、ありがたいなーと思いながらふと考えたのですが、グランドではコーチが打順、守備を全て決めてくれ、試合中も選手への指示は全てコーチ、僕は大きめに拍手することと「ナイス!」「いえーい!」っていうのが主な仕事。
自分のチームを!ということで多くの方々に協力してもらいながら、憧れの背番号30を付け今日に至るのですが、今我が身を振り返って思うことは、やっていることは監督ではなくマネージャーだなこれは。です。僕は実はマネージャーがやりたかったのかも。向いてる気もする。
また次の試合もみんなが楽しそうに野球をやってくれて、それをニヤニヤ見ていられたら、それが僕のやりたいことです。

