僕の自分への名言
世の中には、ありがたい言葉や考え方を変えられる格言などたくさんあります。僕が最も影響を受けた言葉は、21才の時に大ケガをして長期入院し、数か月ぶりに家に帰ってきて、トイレに入った時にダスキンのカレンダーに書いてあった、「世に不運はない、全て試練である」という言葉です。縦長のカレンダーに墨で力強く書かれたこの言葉に心を打たれました。自分に起きたことを不幸と思うか、レベルアップのチャンスと捉えるかで大きく違います。今でも自分を形成する言葉の一つです。
そんな僕が、僕に対して言った名言がいくつかあります。
・余った力で人に幸せを
・期待は悲しみを生み、やがて怒りに変わる
・人間にとって一番大事なのは居場所、誰かに必要とされていること
余った力で人に幸せを・・・日本人は真面目なので、自分を犠牲にして誰かのために生きている人が多くいらっしゃいますが、自分が不幸な人は他人を幸せにできないので、自分を大切にした上で、余力で人のために何かするべきだよなあ。
期待は悲しみを生み、やがて怒りに変わる・・・これやったら喜んでくれるかな、お礼を言ってくれるかな、自分の評価が上がるかな、と思って何かすると、相手の反応が薄かったり、無かったりした場合に悲しい気持ちになり、いずれ怒りに変わる。だったらやらないか、やらないと自分が気持ち悪いからと、自己満足でやる方がいいよなあ。
人間にとって一番大事なのは居場所、誰かに必要とされていること・・・これが、今回のHomebase projectの根幹を成す考えで、チームを支える人、自分を応援してくれる人のために野球をすること、を実現したく始めました。そこに行けば自分が役に立っている、必要とされているという場所として、室内練習場をシンボルにしたいという考えであります。
これらは、自分への言葉で世の中には未発表の言葉たちですが、、、
アドラーの心理学
アドラーさんの本は読んだことないけど、よく見る名前だなあと思っていました。僕は音声メディアVoicyのヘビーリスナーなのですが、ある番組でアドラー心理学の事を話していました。「”私の居場所はここにある”感覚がもたらす幸福感」というタイトルを見て、同じこと言ってる!って思いました。
アドラーが言っている生きる上での最終目標は、共同体感覚だそうで、共同体感覚とは、自分が所属するグループに貢献しているという感覚。共同体感覚は3つの要素で成り立っており、他者への信頼、自己への信頼、所属感だそうです。
幸せになる唯一の方法は、他者への貢献だそうですが、自分を犠牲にしてという意味ではなく、貢献を通じて自分の幸せを感じること
が大切なのだそうです。僕は、もはやアドラーの心理学を読んでパクったと言われてもおかしくないくらい同じことをブログに書き綴っていたのです。
アドラーのほうが先輩だから譲ることにします
アドラーの書籍などは、本当に一度も読んだことなかっですが、1870年生まれの103コ上の先輩なので、譲ることにします。でも、僕の考えは間違っていなかったんだなと、改めて自信を持つことができました。ありがとうアドラー先輩。