若者がチームを離れて行った理由
今年の2月にチームを立ち上げるため、直接声をかけた選手、紹介された選手など、急遽の寄り合い所帯でチームがスタートしました。社会人、大学生、年配の方など、いろんな方々がおられます。
そんな中、参加表明頂いたまま一度もお会いしていない数名の若者がいたため、本人の意向と違う中、無理に参加してもらうのも僕の本意ではないため、どうしますかという打診をしました。結果的に数名の方から「やっぱり辞めます」という連絡をもらいました。
背番号も決めてもらってユニフォーム、帽子など出来上がっていたのですが、未使用のまま残ってしまい、結構高いんだけど、まあ何とか再利用できるだろうということで気持ちを切り替えようと心ミタモノノナンダカヤルセナイヨウナ、ナントモイエナイサミシイキモチニナリ、ナニガイケナカッタカナア・・・ む~ん
でもマッキーも「サヨナラと言われ~るより言う方がきっとつ~らい~♪」って歌ってるし、気持ちをキリカエテミヨウトココヲミルモノノ・・・ む~ん
やってみて失敗してまたやってみて
そうなってくると、今まで読んでいた前向きな本もYoutubeも、ポジティブなものを何となく目にしなくなり、思考が内向きになっていきます。そんな時、過去の自分がカッコいい事をブログで語っており、人間は調子がいい時は調子がいい事言えるんだな~と実感しました。
オマエハイイヨナ、チョウシニノッテルヨウダガ、ウマクイクコトバカリジャナイシムシロシッパイカラナニかを得られればいいじゃないか!だってしょうがないじゃないか!
そもそも、最初に直接会って説明を十分にして、納得した上で入ってもらっていない時点で、お前が悪いじゃないか! 復活!!
そしたらいい事がよりいい事に思えた
そんな中、今まで参加していなかった若者の中で、日程が合わず参加できずにここまで来てしまったけど、参加したいという表明をしてくれた方がいまして、しかも今度の試合に来てくれるということで、さらに言葉遣いや文章から伝わる人柄がとっても好感持てる青年で、おじさんの心はガッチリつかまれてしまいました。
夏が終わり秋の空気になってきたなぁと感じた9月のある日でした。
未来は変えられないが過去は変えられる
「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」カナダの精神科医 エリック・バーンの言葉ですが、「他人は変えられない」と「自分は変えられる」については賛成ですが、過去と未来については逆じゃないかなと思っています。
今自分の力で未来をどうこうできないが、過去は変えられると思っています。
過去に起きた出来事を、「あの出来事があって良かった」と思うのは、今の自分だからです。
どんなに落ち込んでいても、後悔していても、過去に起きた失敗を受け入れて、試行錯誤して、経験値に変えることができれば、過去の出来事はプラスに代わります。メンバーを集めたけど辞めてしまった過去も、次どういうアプローチをすればいいかのヒントになれば、起きてよかった出来事になります。
今自分の中でよみがえる名言
僕がケガをして無職だった20代のころ、毎日聞いていたCBCラジオの「テレフォン人生相談」
そのパーソナリティの一人、加藤諦三(たいぞう)先生の番組冒頭の前口上は
「変えられることは変える努力をしましょう。変えられないことはそのまま受け入れましょう。起きてしまったことを嘆くよりもこれからできることを皆で一緒に考えましょう」
でした。
今大変だったり、辛かったり、気持ちが落ち込んでいても大丈夫です。そんな今はやがて過去になります。
過去になればこっちのもんです。過去は変えられることを知っている僕たちは、その過去を価値ある出来事に変えられます。
そしてまた、いろんな出来事がやってきます。
人生はその繰り返しですね。