休日に借入相談センター的なところに行く
前に書いた土地との出会いの2か月ほど前、土地を購入するためにお金を借りなければ!と思い、どうアプローチすればいいのか分からず、とりあえずネットを見ていました。いきなり窓口に行って「お金貸してください」って言ったら門前払いを食らうだろうと思い、信用金庫のHPを見て、とりあえず借入相談の予約をとってみました。
土曜日に相談場所に行くと、そびえたつ高級感あふれる建物。案内板が示す2階へ上がって行くと、同世代くらいの男性が対応してくださいました。
緊張の中、僕は土地を買って、室内練習場を作りたいんです!とお話しすると、事業としてやられるんですねと聞かれました。そうではないこと、なぜ室内練習場を作りたいのか、自分の勤務先、収入などの状況を説明しました。あまり無い相談だということで、たぶん大丈夫だと思いますけどというお言葉とともに、とりあえず自宅近くの店舗に話をつないでくれました。
室内練習場ローン実行を獲得せよ
車を買うならマイカーローン、家を買うなら住宅ローン、会社で借りるなら事業者ローン、個人的な趣味で室内練習場を建てたいという50過ぎのおじさんの要望に、支店の次長さんもレアなケースということで、戸惑われている感じでした。
まだ、その時点では土地も決まっていなかったため、貸してもらえるか未確定のまま、並行して土地探しを続けました。深く考えようとすると眠くなって寝られる能力の持ち主のため、何とかなると思って土地探しを続けました。
仕事から帰って、ネットで土地の情報を見ては、夜な夜な徘徊を繰り返していた時期です。
信金内で話し合ってくださること約1か月、貸していただけるという回答を頂きました。
その頃、前述の土地との出会いがあり、25mの麻のロープを持って土地の広さを図ったところ、大丈夫だったことから、土地もここにしよう!と決めました。
地籍更生しなきゃいけない
地積更正とは、土地の登記簿に載っている面積と実際に測量した土地の面積が異なるときに、登記簿の内容を実測面積に修正することだそうです。
今回の土地がかなり前に測量したもので、地籍更正の手続きをするということで、測量が行われました。
結果、当初の面積より19㎡増えました。広くなった!何か嬉しいと思っっていたのですが、土地の売買価格も上がりました。そりゃそうですよね。
土地の登記簿には、錯誤だったよという理由と共に、正しい㎡数が記載されました。
登記簿謄本に名を刻む
土地の実際の面積が登記され、売買代金が契約が確定したため、最初に借入相談に行った日からちょうど3か月後、無事、土地の購入手続きが完了しました。
司法書士の先生に頂いた土地の登記簿に自分の名前が記載されるのを見ると、その土地を所有していた歴代の諸先輩方に続き、歴史に名を刻んだようで、うれしい気持ちになりました。
農地転用も行わなければいけない
併せて、今回の土地の地目が畑であるため、西尾市農業委員会に、農地から地目を宅地に変更していいですかというお伺いを立てなくてはいけません。
日本の農業の維持発展を預かる委員会としては、勝手に農地を減らされたり、悪用されてはいけないからです。
転用計画欄には、野球練習施設を建築します、付近に迷惑かけません、周辺の農地に被害を及ぼしたら責任取ります、などと記載し、農地転用届として提出されます。9月11日に農業委員会より、晴れて受理通知書を頂きました。
大切に使わせていただきます。
ようやく、位置について!の後、クラウチングの姿勢をとったくらいまで来ました。