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靴を脱いで試合に出てない事に気付く

SOS発生

市民大会初戦という大切な試合は気づけば今週末に近づいていた。
6~7月はそもそも試合の予定が少なく、試合があっても雨で中止など、5/17が最後の試合で2か月ほど試合が無い状態だった。
そんな中での市民大会の初戦、いつものようにLINEイベントで出欠を取ったところ参加欄に選手のアイコンが並ばない。
きっと調整をしてくれているのだろうと木曜日くらいに再度参加を呼び掛けると、不参加にアイコンが入っていく。

未入力の選手に直接LINEし、一人、また一人と選手を集めていく。最終的に8人集まった。そのうち1人は途中で帰らなければいけないとのこと。大ピンチ、棄権は相手に失礼だし試合したい!

その夜僕は決意した。スカイロケッツおやじスターズ(SOS)の出動である。
先輩3名と僕、計4名を有する我がチームの秘密兵器である。

あると思います!

スカイロケッツおやじスターズの出場の件とは関係なく、それを履くと選手としてのパフォーマンスが上がるというインソールを僕自身で作ってもらう約束があった。人に勧めるにしても、体験しないと説明できないから作ってみようと思ったからである。お前の何のパフォーマンスを上げるんだ、という漠然とした思いは置いといて。
試合前の土曜日がその日だったため「よし、明日これを履いて自分が試合に出ればいいんだ!」と意気込みを叫んだ。心の中で。

室内練習場でノックやバッティング練習も1年かけてちょっとずつやってきたし、上手くなってきた自負もある。何だか行けそうな気がするー。

スタメン発表

第一試合の場合、当該チームでグランドを作らなければいけないため、5時半に起きて会場である総合グランドへ。一輪車でB面までべースを運ぶ。重たいし、一輪車を扱うのにもかなりバランスを要するがインソールのおかげで今の僕をふらつかせるものは無い。
インソールのおかげで真っ直ぐ丁寧にラインも引き終えた。清々しい気分である。心身ともに整いました。後は試合で結果を出すだけだ。
発表されたスタメン。僕の名前は無い。ちなみに監督である僕の仕事は先行後攻を決めるジャンケンだけなので、出場者を決める権限は無いのである。

やむを得まい。インソールが泣いてるぜ。ライトには僕より先輩のSOSが選ばれた。

インソールも足に馴染んでいるし、体調も万全。試合の展開によって準備をしておかないと。

初回、相手2番バッターの打球は弧を描いて高々と舞い上がる。ライトだ!体感の滞空時間は30秒くらい感じる。固唾を飲む応援団。そんな中ボールは先輩のグローブに吸い込まれるように入っていく。その瞬間、観客からの降り注ぐような歓声と、それを浴びるようにロッキーさながらに両腕を突き上げる先輩!普通のライトフライではあるかもしれない。しかし、SOSがアウトを取るだけでめちゃめちゃ盛り上がるのである。

スカイロケッツの投手の球は走っており、絶好調過ぎてノーヒットノーランのまま試合は進む。初回からレフトオーバーのスリーランホームランなども飛び出し湧き上がる応援団。6対0で5回裏の我がチームの攻撃、1アウト満塁で先輩が打席へ。懇親の一振りがサードのグローブをはじくタイムリー内野安打となりコールドで試合終了。先輩の嬉しそうな姿!観客の歓声!!盛り上がりの中試合終了!!!
久しぶりの試合でノーヒットノーラン(コールドのため参考記録)、SOSの活躍、市民大会の初戦を勝利で飾れてよかった!

何だろう、僕は何かを忘れている。