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エンターテイメントとしての草野球

草野球の魅力

僕には、草野球チームをエンターテイメントにしたいという野望(大げさ)があります。
プロ野球、独立リーグ、社会人野球、大学野球、高校野球など様々な野球があります。そんな中で草野球は個人的に趣味でやる、というイメージだと思いますが、そもそもグランドにいる選手たちは僕のような野球未経験者はほとんどおらず、厳しい野球の世界に身を投じ、競争や辛い練習を乗り越え辞めることなくやり遂げた人たちです。
それぞれにストーリーがあり、個性豊かなキャラクターがあり、そのプレイはレベルが高く、走塁一つ取っても鍛えぬいた人達は、次の塁を狙える時に無意識に体が動いてしまう、という感じで見ていて感動します。

プロ野球選手も、高校野球の頃から知っている選手の方が思い入れが強く、応援にも力が入ります。ストーリーを知っているからです。「オレはあいつが中学校の時から知ってる」「その当時から他とは違った」みたいなやつです。
その点で草野球の選手たちの魅力は、距離感、親近感です。室内練習場で実際に練習している姿を見ている選手が、試合でいいプレーをした時には喜びの大きさが違います。
更に草野球チームにエンターテイメント性を持たせるのに必要なのは「応援シロ」を明確にすることです。目指すところと現在地をはっきりと示し、自分の応援が誰かに必要とされていて、自分の応援がチームに影響を及ぼし、自分が応援しなければチームが勝てない、応援しなきゃ!という実感です。

テレビ番組よりも、ラジオ番組のイベントの方がお客さんがたくさん集まり、熱量があるため盛り上がり成功する確率が高いのは、やはりパーソナリティーとの距離感だと思います。参加している実感、自分がかかわっている実感です。

スカイロケッツの戦士たち

身内びいき爆発ですが、我がチームの選手たちは魅力的です。それぞれに歴史があり、個性豊かで話を聞いていると面白いです。野球を嫌というほどやり切った選手諸君は、現在ゴルフとかバイクとか違うことに興味があり、全員が野球を真剣に練習するわけではありませんが、いざユニフォームを着てグランドに立つと発するオーラみたいなものがあります。(ケンシロウの後ろに出てるやつみたいなの)達人がちょっと見せるしぐさが、極めた人のオーラをまとっているみたいな感じです。何気ないキャッチボールやバットを振る姿がカッコいいのです。
小学校の時、「本を楽しむクラブ」に入っていた僕みたいな人間は、そういうのをもちあわせていないんです。本を読むたたずまいがカッコいいとか無いですし。肘の角度が鍛え上げられているとか。

相手チームの選手も、ガタイのいい選手、すごい球を投げる投手、おじさんだけどえげつない打球を飛ばす選手、などこの人たちはどんな野球人生を過ごしてきたのかなーとか思ったりします。

ぜひ一度、室内練習場に来て選手たちとキャッチボールしてみてください。この辺かなと自分が構えたグローブのチョイ上にホップしてボールが飛んできて、めちゃ怖いです。そして痛いです。ぜひ一度、試合を観に来てください。僕が言っていたことを体感できると思います。

WBCでの大谷翔平の満塁ホームランは、アニメかファンタジーの世界ですが、草野球の選手たちは、応援に行ける地下アイドルみたいな魅力を持っています。
そしてそのグランドには、やることと居場所がない背番号30を付けたおじさんが、いいプレーの時に強めの拍手と「いえー」と叫ぶという仕事を忠実にこなしている姿も見れます。

グランドでお待ちしています。