まだいないけど
孫に伝えようと思っていることがあります。
昨今、仕事の世界にAIがどんどん入り込んできていて、業務の効率化が進められています。以前読んだ新聞の記事ですが、ライザップでAI導入による事業効率化により余剰となった人材を、同社の建設部門に出向させるという内容でした。その記事では、若い女性が建設の現場に出向し現場で奮闘する姿を書いてありましたが、いよいよ日本にもAIの波が押し寄せてきたなと感じました。
AIの普及により予測されることとして以下の様なことが挙げられています。
【「中スキル」職の消滅】
事務職やデータ分析、代わりがいるレベルの専門職など、一定の知識でコツコツ作業するという、社会における中間層が担っていたホワイトカラーの仕事がAIとガッツリ被るため、AIが導入されると、この層の人材が職を失う
【スキルの不一致】
AIによって失業を余儀なくされた人が、AI開発や高度なマネジメントといった「AIの登場で新しく生まれる高スキルな仕事」に就くことは難しく、リスキリング(学び直し)が追いつかない層が、社会の構造上できる失業枠に陥る可能性が極めて高い
【低賃金労働者の過密化】
自動化できない肉体労働や対人サービス業(介護、清掃、配達など)に失業者が殺到することで、それらの職種に人が溢れ、値崩れを起こし、さらなる低賃金化を招く
AIと被らないために、めちゃめちゃ賢くなるか、AIにはできない仕事を低賃金でするかという二極化が予想されるという事です。
ライザップの記事は、日本におけるその予兆と感じましたし、日本もあらためて必要とされる人物像に変化が訪れていると感じました。
いわゆる勉強の頭はよく、コツコツと仕事をするのが得意だけど、組織の中で人間関係を上手にこなしていくことが苦手な人材は、AIと完全に競合します。そこはAIの得意分野なので。50を過ぎたおじさんはもうすぐ社会を離脱します。しかし子どもや孫は、今からその社会で勝負していかなければいけません。
何も考えず指示通り仕事をするだけのホワイトカラー人材や、組織の利益を考えずに仕事をし、会社の利益より自分の利益を優先する人物の働き口が急速に減っていくことは避けられないと思います。
ではどうするか
僕がもし生まれ変わって、今小学生だったとしたら、AI社会でどう考え生き抜いていくべきか考えました。
① 自分が興味を持てて、かつ得意なことがあれば、農業でも建設業でも、どんな分野でもいいのでスペシャリストとなるべく高校、専門学校を選択し、1日も早く資格や技術を取得し社会に出て、単純作業員ではなくいわゆる「職人」として替えが利かない人材を目指す。
② 小学校から野球を始め、例えレギュラーになれなくても(むしろストーリー性がある)最後まで挫折することなく、高校まで辞めなかったという耐久テスト合格の実績を作る。できるだけ多くの人脈を作る努力をし、できればキャプテンなんかを仰せつかればなお良い。とにかくコミュニケーション能力が高く、ポジティブで、少々の理不尽を気に留めない、団体行動の中でのストレスへの耐久性を兼ね備え、自分で判断でき、いざとなったら自分で責任を取ることを辞さない責任感と職業観を持った状態で社会に挑戦し、営業職、管理職としてのスペシャリストを目指す。
③ 東大、京大に入る。
③は無理ですたぶん。
①、②は生まれ変わったら挑戦してみたい。
どちらにしても、職人、営業、管理職どれであっても辛い仕事です。楽して儲けようとせず、「働かざるもの食うべからず」という日本人の基本精神にいち早く戻った人が勝ち残れるのではないかと思います。そして①~③を勝ち取らないと、前述した、低賃金労働者の過密化の中に突入します。
孫に伝えたいこと
野球やったほうがいいよ~